聖林院派祖忌

2018年6月24日

聖林院の派祖忌(はそき)

よく晴れた6月の空の下、
今年の派祖忌が行われました。

みみづくさん法要にいらした方も
本堂入口でご焼香できたことを
とても喜んで頂けて良かったです。

紫陽花の花が眩しい一日でした。



派祖忌(はそき)は、
開基である木庵禅師法嗣・慧極禅師の法要を行います。


燭を継ぐこと 聯綿たる 聖林の丘
紫陽花満ち 芳香放つ梔子の花
慧極禅師二百九十二回忌の法会を厳修す
聖林の膝元に座して八年余
不肖遠孫智貫
三百五十余年慶讃法要報恩の誠に精魂傾け
更に開山堂塔主として隠元禅師に接し
問答するも黙して語らず
法泉脈々として流れるも 振り返れば
その行為一微尽たり
覆蔭後昆の深恩に報いんとするが
今に至るも果たせず瞑想する
別々
法身不朽の肉猶生臭し即今
葷酒山門に入るを許さずとは
何を持って黄檗禅風ありてか否や

           道夫智貫                    

                    合掌

© Copyright (C) 聖林院_みみづく地蔵尊 All Rights Reserved.